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【08.12.08】太平洋戦争開始67周年=反戦平和の誓い 新たに 

笠井議員が街頭から訴え

 
 太平洋戦争開始六十七周年を迎えた八日、日本共産党中央委員会と東京都委員会は、東京・JR新宿駅東口で街頭演説を行い、反戦平和の誓いを新たにしました。
 笠井亮衆院議員は、太平洋戦争は中国での侵略戦争をアジア・太平洋全体に拡大し、何千万人もの人生を狂わせたと指摘。過ちを繰り返さないことこそ「戦後日本の原点であり、アジアと世界の国々への将来にわたっての責務だ」と訴えました。また、元日本軍「慰安婦」、広島・長崎の被爆者、大空襲被災者など、今日でも“戦争が終わっていない人たち”の時間は限られており、政府は謝罪・補償すべきだと主張しました。
 笠井氏は、侵略戦争を美化した田母神俊雄前空幕長の「論文」の問題にふれ、「戦争する国づくり」を公然と主張する動きをつくりだしたのは、政権中枢に「靖国派」が居座る自民党政治そのものだと指摘しました。
 さらに、与党が来週にも新テロ特措法延長案の採決を狙うなど、緊迫する国会情勢を報告。巨額の軍事費を削って暮らしと福祉にまわせと述べ、侵略戦争の反省を捨て世界の平和の流れから孤立する動きにストップをかけようと呼びかけました。
 その上で、痛苦の経験でかちとった憲法の平和原則を壊す逆流を許さず、平和に貢献する日本をつくるために全力を挙げてきた党として、引き続き努力すると述べ、総選挙、都議選での前進を誓いました。
 このほか、池田真理子衆院東京比例候補、松村友昭都議が演説。沢田あゆみ新宿区議が司会を務めました。(2008年12月9日/しんぶん赤旗より)

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