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【21.06.29】経産官僚の給付金詐欺/ 小池氏「言語道断だ」、29日野党ヒアリング・笠井氏「怒り心頭」

日本共産党の小池晃書記局長は28日、国会内での記者会見で、経済産業省のキャリア官僚2人が家賃支援給付金の詐欺容疑で逮捕された事件について問われ、「言語道断、怒り心頭だ。家賃支援給付金が不十分で、今でも届かないという声があふれているときに、制度を知り尽くした官僚が、不正に給付金を得るなど許されざる事態だ」と批判しました。

さらに、「梶山弘志経産相が謝罪したが、謝って済む話ではない」として、「こういう事態がなぜ起こり、再び起こらないようにするにはどうするか、経済産業省全体の姿勢にかかわる問題だ。閉会中審査でしっかりとただす必要がある」と述べました。【「しんぶん赤旗」2021年6月29日付】


6月29日には「経産省キャリアが家賃支援給付金詐取」問題についての野党合同ヒアリングが急きょ行われました。出席した笠井亮衆院議員は、コロナ禍で多くの中小・小規模事業者が廃業の瀬戸際に追い込まれている。家賃支援給付金を申請したが、事務局から「不備」だされ、不給付にされた業者は「怒り心頭だ」と指摘。事業実態を直接個々に見ない審査の弱点を熟知して突いた事件であり、経産省として、制度の徹底検証、審査のあり方の見直し、不給付の再審査をすべきだと求めました。野党筆頭理事から与党に対し、衆議院経済産業委員会の閉会中審査が提起されています。

 

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