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【10.05.22】朝鮮総連大会、笠井議員があいさつ

韓国海軍哨戒艦沈没事件に言及

 日本共産党の笠井亮国際委員会副責任者・衆院議員は22日、在日朝鮮人総連合会(朝鮮総連)第22回全体大会に来賓として出席し、あいさつしました。

 冒頭、高校無償化に朝鮮学校を含めるよう求める党の立場を述べた笠井氏は、自らも参加したニューヨークでの核不拡散条約(NPT)再検討会議での活動を紹介。6カ国協議を再開し核問題を解決することは、「核兵器のない世界」実現への大きな貢献となることを指摘しました。

 笠井氏は、韓国海軍哨戒艦沈没事件について21日に志位委員長の談話を発表したと述べ、他国の軍艦を魚雷で攻撃するといった行為は、決して許されない無法で乱暴な軍事行為であると指摘。同時に、この問題を外交的・政治的方法で解決することを強く求めました。

 また、拉致問題の全面的な解決が、日朝間の避けることのできない課題であると強調しました。

 あいさつの最後に笠井氏は、今年が韓国併合100周年であることを想起し、歴史認識の共有が日朝両国の真の友好の土台であると指摘。両国が「日朝平壌宣言」の精神に立ち返って諸懸案を解決し、国交正常化を実現することを希望しました。

 大会には、与野党の各党代表も来賓として参加し、あいさつしました。

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