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【07.09.25】たそがれ自民党=福田新体制と正面対決へ

9年ぶりの両院協議会、ねじれの衆院解散・総選挙を

 突然の安倍首相辞意表明で2週間も、事実上、首相不在で、開店休業状態だった国会。英紙フィナンシャル・タイムズは「日本は首相なしでもやっている」と皮肉りました。
 ようやく新首相指名選挙がおこなわれました。衆議院と参議院の結果が異なり、9年ぶりの両院協議会開催に。98年参院選後の両院協議会に参議院側から出席したことを改めて思い起こします。
 でも、そのときと比べて、情勢が劇的に動きつつあるいま。ところが、国民から審判を受けた「構造改革」も改憲路線も、あくまで基本は引き継ぎ、「着実に政策を実行する」という福田氏です。私も1年半、改憲手続法を審議した衆議院憲法特別委員会の理事会で向かい合ってきました。
 この黄昏(たそがれ)自民党を実感させる福田新体制と正面から対決し、民意とねじれている衆議院を一刻も早く解散・総選挙に追い込み、新しい政治への展望を切り開いていくときです。
 今晩の組閣、そして新首相の所信表明演説、そして代表質問、予算委員会、いよいよです。

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