山形県オンライン演説会が5日開かれ、笠井亮衆院議員が訴え、東北初の2議席をめざす高橋ちづ子(衆院議員)、ふなやま由美(宮城4区重複)の比例予定候補と、石川渉衆院山形1区、梅木たけし同3区の両予定候補が決意を表明。約500人が視聴しました。
笠井議員は、菅首相の退陣表明は「コロナ対策の失敗、強権と腐敗政治に対する国民の世論と運動が追い詰めたもの」と指摘しました。「比例東北ブロックで党の2議席獲得、市民と野党の本気の共闘で野党連合政権をつくろう」と呼びかけました。
笠井氏は、コロナ禍の中で何よりも命をぶれずに貫くことや、米価暴落を防ぎ農業を守る政策を語り、発表したばかりの気候危機打開の党の提案を説明。県の生理用品無償提供を例にジェンダー平等社会の実現、山形空港へのオスプレイの緊急着陸問題では対等平等な日米関係の構築の必要を訴えました。
高橋議員は「サクランボなどの凍霜害に遭った生産者の努力に報い、コロナ禍での過剰米買い入れと米価を安定させる農政が必要」と述べ、「山形県での共闘の経験を生かして総選挙で勝利しましょう」と訴えました。
ふなやま氏は「命を守るのが政治信条」と述べ、「消費税の5%減税と中小業者支援で暮らしと営業を守ろう」と語りました。
【「しんぶん赤旗」2021年9月6日付】