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【14.09.03】中学校分断する練馬区の道路計画で文科省ただす

文科省をただす笠井議員ら
 東京都練馬区が区立中学校を分断する都市計画道路の整備をすすめようとしている問題で、党練馬区議団、松村友昭都議らと文科省の認識をただしました。
 文科省の担当者はこうした事例は聞いたことがないと答え、今後の対応については検討すると答えました。

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「しんぶん赤旗」2014年9月5日付より

文科省も「聞いたことない事例」 
学校分断東京・練馬区の道路計画 共産党が聴取

 東京都練馬区が大泉第二中学校(大二中)を分断するように道路建設を計画している間題で、日本共産党の笠丼亮衆院議員と島田拓、とや英津子、米沢ちひろ、やくし辰哉の各区議、松村友昭都議が3日、文部科学省の職員に説明を求めました。田村智子参院議員秘書が同席しました。
 大二中を分断する補助135号線と補助232号線は1947年と66年に計画された都市計画道路です。練馬区は東京都と共同で定めた計画にもとづき、2017年度の着工を目指して、補助135号線の整備計画素案を2013年12月に公開しています。区は計画の変更は困難として、大二中を交差するようにトンネル状の道路を通し、それに合わせて校舎などを立て替える計画を出しています。
 島田区議らは道路の騒音、振動、排ガスや敷地の分断などによって生徒の学習環境や健康が脅かされると強調。保護者や近隣住民からも計画の撤回を求める署名が集まっていることを紹介し、現地を調査して子どもたちの教育環境を悪化させないよう手だてをとるべきだと訴えました。
 笠井議員は、良好な教育環境保持のためにも文科省として、まず実態を把握すべきだと述べました。
 文科省は学校が4分割されるような事例は聞いたことが無いと答え、具体的な対応は今後検討すると述べました。

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こちらもご覧ください。「東京民報」2014年9月21日付
bt_20141004122935.pdf

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