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【06.03.08】革靴の大量輸入と、働く人の暮らし、地場産業振興で視察・懇談

小池晃参院議員、田村智子さんとともに

製甲の作業現場を視察する笠井議員ら
 東京の重要な地場産業・革靴産業は海外製品の大量輸入と長く続いた不況の影響で、存亡の危機に瀕しています。働く人たちの労働条件や暮らしも深刻さを増しています。こうした問題について笠井議員は8日、小池晃参院議員、田村智子参院東京選挙区予定候補とともに、台東区内で靴の作業現場を視察するとともに、「革靴の大量輸入阻止、地場産業を守る実行委員会」と懇談しました。これは、同実行委員会からの申し入れにこたえたもので、橋詰高志台東区議も同行しました。
 まず革靴をつくる主要工程である「裁断」「製甲」「底付」の各作業現場を訪問、働く人たちから実情を聞きました。その後、東京靴工組合、東京サンダル製靴一般労組、東京人権連、浅草民商の代表ら同実行委員会の人たちと懇談。実行委員会側からは、「事業所数が激減し、地域経済への影響も大きい」「輸入製品に圧迫され、このままではたちゆかない」などの声が続き、昨年12月のWTO香港閣僚宣言にもとづく新たな輸入拡大への動きに対し日本の靴産業を守る運動をすすめていることなどが紹介されました。
 笠井議員らは、実態は深刻で、仕事と暮らし、靴産業を守るため、切実な声を国政へ届けたいなどと語りました。

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