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【10.08.06】被爆者援護は急務

笠井氏、広島・原爆病院などを訪問

 
 日本共産党の笠井亮衆院議員、仁比聡平前参院議員らは5日、広島市の広島赤十字・原爆病院、広島原爆養護ホーム倉掛のぞみ園などを訪れ、被爆者や関係者と懇談しました。村上昭二県委員長らが同行しました。

 広島赤十字・原爆病院(同市中区)では、土肥博雄院長らと懇談。「65年たって被爆者援護は急務になっています。政治が果たすべき役割などについて、ご意見をいただきたい」と語りかけた笠井氏に対し、土肥院長は「国は早期退院や在宅への移行を強いているが、それは実態に合わない。施設でしっかりみる仕組みをつくってほしい」と語りました。

 懇談後、笠井、仁比両氏らは入院患者を慰問しました。

 倉掛のぞみ園(同市安佐北区)では、鎌田七男園長と小林昭博副園長が応対。鎌田園長が「入所者のみなさんは静かに最期を迎えられる。私たちも最大限の介護・援護ができるよう努力している」と語り、小林副園長が園や援護事業の概要と経過について説明しました。

 入所者を慰問した笠井氏は、「被爆者の皆さんが訴えてこられた核兵器の廃絶が、夢物語ではなくなっています。みなさんがお元気なうちに実現できるよう、全力を尽くします」と語りました。

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