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【09.11.21】スーパー堤防はムダづかい―計画は中止・撤回を

小池晃参院議員とともに江戸川区3地区の住民団体と懇談

 
 日本共産党の小池晃参院議員と笠井亮衆院議員は21日、国と東京都江戸川区が進めるスーパー堤防と区画整理事業の撤回を求めている同区の北小岩、北小岩江戸川町会18班、篠崎公園3地区の住民らと懇談しました。
 道路わきには、建設反対の旗が林立。住民らは「堤防問題で体を壊した人がいる」「毎日不安でたまらない」と訴えました。
 北小岩18班地区では住民や地権者らでつくる「18班・スーパー堤防とまちづくりを考える会」と懇談(写真上)。宮坂健司会長は「住民は区から事業が決まったことのように聞かされ、立ち退きを説得されている。こんなやり方は許せない」と話します。
 北小岩地区では「スーパー堤防・街づくりを考える会」(戸口素男運営委員長)と河川が見渡せる寺院で懇談しました。長年、同地に暮らす住民は、これまで大きな台風がきても氾濫(はんらん)しなかったと述べ、「税金の無駄遣いだ」と強調しました。
 篠崎公園地区の「スーパー堤防と道路問題を考える会」世話人代表で、700年の歴史をもつ寺院の住職の渡邉清明さんがあいさつ。「必要性がまったく示されていない堤防には反対。区は新しい街づくりという名の下に住民を分断している」と語りました。
 小池氏は、新政権が行っている事業仕分け作業で評価者から「スーパー堤防は廃止すべきだ」との声が上がっていることや、超党派で運動が広がっていると紹介。「みなさんの運動がここまで動かしてきた。これからも一緒に頑張りましょう」と呼びかけました。
 党江戸川区議団が同行しました。
【スーパー堤防】河川の堤防を市街地側に数百メートルにわたり盛り土で拡張し、堤防上部を住宅地などに開発するという国の事業。大規模工事のため、仮住まいが強いられるなど、住民生活に大きな影響がでます。<以上「しんぶん赤旗」2009年11月22日付から>

 
藤沢久美子江戸川区議の案内で計画予定地を視察する小池議員、笠井議員ら

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