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【07.11.03】民主青年同盟の東京都代表者会議で講演

「憲法と日本共産党綱領」について

 
 民青同盟東京都委員会は3日、今月23日から開催される第33回全国大会にむけた都代表者会議を開きました。
 田中悠都委員長は、厚生労働省がネットカフェ調査を実施したことなど、この間の雇用や学費、平和の問題でのたたかいの前進にふれつつ、「青年の声が政治を動かす」新しい情勢がつくりだされ、そのもとで民青同盟の役割がますます大きくなっていることを大会決議案に則して説明しました。
 同時に、大会決議案の討議が民青同盟への値打ちについての確信を深め、同盟員拡大に自覚的にとりくむ力になっていることを強調し、全国大会に向けてさらに仲間をふやし、あたたかく大きな民青同盟をつくることをよびかけました。
 討論では、「仕事が見つからず自殺をはかり、つらい時期がつづいたが、仲間が電話やメールであたたかく励ましつづけてくれたおかげで死にたいとは思わなくなった。民青は自分にとって最後の砦だった」「民青で学んで交流したから仕事にやりがいを感じられるようになったし、困難をかかえた患者さんへの見方も変わった。日本共産党綱領の展望を語って仲間をふやしたい」「綱領や科学的社会主義を学んで、社会の矛盾が生まれるしくみが分かった。共産党と民青同盟の存在を知って救われた」など、民青同盟の魅力を語る発言が相次ぎました。
 会議には、日本共産党を代表して笠井亮衆院議員と田川豊東京都委員会青年学生部長が参加、笠井議員が「憲法と綱領」をテーマに講演しました。
 代表者会議は、全国大会の代議員を選出して休会、大会をうけて来年一月に続開されます。〈「しんぶん赤旗」2007年11月6日付より〉

 「憲法と綱領」をテーマに講演した日本共産党の笠井亮衆院議員は、福田首相と小沢民主党代表との「密室会談」をめぐる問題や十月三十日におこなった新テロ特措法問題での国会質問の内容を紹介しつつ、海上自衛隊の派兵が中断したことは、憲法を守るたたかいの大きな成果だと強調しました。今後、アフガン戦争支援の再派兵を許さないたたかいや、イラクからの自衛隊の即時撤退、憲法改悪反対のたたかいの前進など、三つの新たなたたかいが重要になるとのべ、憲法を守る決意を表明しました。
 そして、共産党が、憲法改悪とくらし破壊の自民党の悪政と正面から対決し打開策をしめすことができるのは、しっかりとした綱領をもっているからだと力説したうえで、綱領のしめす二十一世紀の世界の見方を紹介。自らの野党外交の体験もおりまぜながら、「綱領の目」で世界を見れば、自民党政府がいう「世界」とはまったくちがう大きな変化が生まれていることを強調しました。〈「しんぶん赤旗」2007年11月7日付より〉

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