お知らせ

≪声のメッセージ≫東京の「都視覚障害者後援会ニュース」用の笠井亮候補の訴え

東京の「視覚障害者後援会ニュース」用の訴えをご紹介します。

東京都内にお住いの視覚障害者のみなさん、こんにちは。

今月14日の解散まで衆議院議員だった日本共産党、比例東京ブロック候補の笠井亮です。衆議院議員5期、参議院議員1期、歴代11人の首相と論戦し、母が広島で原爆の被害を受けた被爆二世です。

みなさんが、力を合わせて数々の困難に立ち向かい改善をかちとり、社会を変え続けていることに、いつも励まされています。

いよいよ総選挙。「本当に命が危ない。次は政権を代えなくちゃ」というのが街の声です。新しい歴史の扉が開くときが来ました。力をあわせて政権交代を始めましょう!そのために、「なによりいのち、ぶれずにつらぬく」日本共産党をぜひ伸ばしてください。心から訴えます。

自民党内の「たらい回し」で誕生した岸田政権。「新しい資本主義」といいながら、貧富の格差を広げたアベノミクスの三番煎じ。コロナ対策でも弱肉強食・自己責任を押し付け、今年8月に250人も自宅待機で命が失われ、コロナ倒産が2千件にも上るのに反省もなし。あくまで辺野古新基地建設、原発も再稼働、任期中に憲法を変えると公言する。モリ・カケ・サクラなど、国政私物化にもフタ。こんな古い政治には、ウンザリですよね。

今度は、国民が新しい政権を選ぶときです。「野党はどうなの?」大丈夫、整ってきています。日本共産党は、立憲民主党と政権協力で合意し「閣外からの協力」で支えます。その新政権が実行するのは、野党4党が合意した共通政策です。9年間のアベスガ政治をチェンジする”要”となるものです。格差と貧困を是正し、自由で公平な社会の実現を掲げ、住宅・教育・医療・保育・介護について公的支援を拡充すること、ジェンダーや人種、年齢や障害などによる差別を許さない政治への転換を掲げるなど、視覚障害者の願い実現にも道をひらくものとなっています。政権交代を実現し、新政権が揺るがず前進する最大の推進力として、ぜひ大きな日本共産党国会議員団を作っていただきたいと思います。

日本共産党はコロナ対策で、ワクチンと一体の大規模検査、医療・保健所への支援、まともな補償の三本柱での抜本的強化を求めます。

コロナ危機で収入が減った家計への支援として、1人10万円を基本に「くらし応援給付金」を支給し、国民のくらしを支えます。

中小企業、個人事業主、フリーランスに持続化給付金・家賃支援給付金を再支給するととともに、コロナ危機が終わるまで継続します。

コロナパンデミックによって、視覚障害を持つ方々は、多くの困難を強いられてきました。マスクをすることによって「聴く」集中力をそがれてしまわないか、街中で点字を触るとコロナウイルスに感染してしまうのではないか。そればかりか「三密」を避けることによって、ガイドヘルパーさんを頼めなくなり、外出の機会が奪われてしまいました。

ワクチン接種へのサポートが不安、情報提供不足が思うように改善されないことについては、東京20区と比例の候補で奮闘中の宮本徹前議員が、視覚障害者の方々ととともに厚生労働省に要望を伝えてきました。人々が外出を控え、「在宅ワーク」が進められたり、公共施設が休館したりしたために、マッサージや鍼・灸で働いていた多くの視覚障害者が職を失い、会社の寮を追い出されて住まいもなくした方もおられました。

持続化給付金などの申請で、私の事務所にも500件以上の相談がありましたが、対面の書類申請を認めずオンライン申請に限定したため、視覚障害者の方から「どうしたらよいか」という問い合わせもありました。弱い立場にしわ寄せが行く社会ではなく、障害があってもなくても、誰もが大切にされ、生き生きと暮らせる社会に変えようではありませんか。

日本共産党は、この総選挙では4つのチェンジを提案しています。

1つ目は、弱肉強食の新自由主義を終わらせ、命と暮らしを大切にする政治にチェンジする「新経済提言」です。医療・介護・保育・障害者福祉などケアを支える政治、働く人の「使い捨て」をやめさせ、8時間働けば普通に暮らせる社会、お金の心配なく学び、子育てできる社会への転換、消費税を減税し、富裕層・大企業への優遇をなくすなどを提案しています。

2つ目は待ったなしの気候危機打開の政治にチェンジする「2030戦略」です。災害が起こると障害のある方は避難や避難所での生活にも大きな困難が伴うため、とりわけ危機感を持っておられると思います。

私が13年前に党調査団長として訪れたヨーロッパ各国では、すでに政府も産業界も国を挙げて取り組みを始めていました。日本は周回遅れです。気候危機をもたらす二酸化炭素を大胆に削減し、ゼロを達成するため、脱炭素・原発ゼロ・省エネルギー・再生可能エネルギーをすすめ、雇用も暮らしもよくする方向へと、政治の舵をきろうではありませんか。

3つ目は、ジェンダー平等社会の実現、多様性と個人の尊厳を大切にする政治へのチェンジです。女性の賃金が男性より低く抑えられ、パートやアルバイトなど、多くが非正規雇用です。世界156カ国中120位と遅れた日本の男女格差を大本から転換しましょう。

女性であるだけでも差別的な待遇を受けているのに、加えて障害を持つことによる差別も重なっている「複合差別」の問題も重大です。いま私の話を聴いてくださっている方の中にも、誰にも言えないまま、辛い思いや苦しい状況を抱えておられる方がいらっしゃるのではないでしょうか。

また、性暴力の問題があります。これを国会で追及したのが、東京12区と比例の候補で奮闘中の元衆議院議員・池内さおり候補です。いまこそ、誰もが人として尊重される社会をつくろうではありませんか。

そして4つ目が憲法9条を生かした外交へのチェンつジで、平和な日本とアジアをつくることです。唯一の戦争被爆国として、核兵器禁止条約へ署名・批准する政府をご一緒につくりましょう。沖縄県民の総意に背を向ける辺野古新基地建設問題など「異常なアメリカいいなり」の政治の大本には日米安保条約があります。大本にメスを入れ、反戦平和を貫く日本共産党を躍進させ、世界の平和に貢献する新しい日本を、みなさんとぜひご一緒に実現していきたいと思います。

みなさん。視覚障害者の生活と権利を保障し、障害者差別解消法を実効ある制度に改善するため、引き続きともに力を合わせていきます。

日本共産党国会議員団は、駅・まち・コンビニのバリアフリー化にも取り組んできました。私自身もこの間、「誰ひとり取り残さない」というSDGsの立場から、梶山経済産業大臣にコンビニの改善を迫りました。この質問に先立って、視覚障害者のみなさんと懇談し、コンビニ大手のローソンとの懇談も実現しました。生活に欠かせないコンビニで、欲しいものを探してもらえない、チケット発券機の端末操作ができない、いくつもの不便がある。これらを改善してほしいと直接、経済産業省やコンビニ本部に要望し、国会質問でみなさんの声を届けて改善を求めたことに対し、梶山大臣は「障害者の方と連携し、何が必要なのかということを見極めたうえで技術開発していきたい」と前向きな答弁をしました。

また、「落ちない駅ホーム」や安全にわたれる横断歩道、信号設置などについても、みなさんと力を合わせて求めてきましたが、外出の度に転落の危険性を抱える状況は続いており、まだまだ改善が必要です。全国で鉄道駅の駅員さんは減らされ続け、一人もいない「無人駅」は過疎の町を先頭に増えていて、東京にも75駅あります。障害者や高齢者を切り捨て、強いものだけが生き残れるという弱肉強食の社会にしてはなりません。日本共産党は、憲法と障害者権利条約の理念にたち、障害者への差別をなくし、命と尊厳を守る政治を目指していきます。

いまこそ、政権交代を成し遂げ、野党連合政権を揺るがず前進させる日本共産党国会議員団を強く大きく。私たちは99年の党の歴史で初挑戦です。

比例代表選挙では、首都東京で私・笠井亮、宮本徹前衆議院議員、池内さおり元衆議院議員、医師として現場で奮闘してきた東京4区と重複の谷川智行候補、子どもの声に耳を傾けてきた坂井和歌子候補、批正雇用なくし誰もが人間らしく働ける社会をめざす細野真理候補をはじめ、個性豊かなカラフルチームが、小選挙区候補とともに、力いっぱいがんばります。「比例は日本共産党」を選び、広げに広げ、現有2議席から3議席を取り戻し、初の4議席へあなたのお力をお貸しください。よろしくお願いいたします。

アーカイブ
PAGE TOP