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【第193通常国会】北朝鮮の核放棄へ行動を(17/3/8外務委)

 

衆院外務委 笠井議員が要求

 
日本共産党の笠井亮議員は8日の衆院外務委員会で、北朝鮮による弾道ミサイル発射に強く抗議するとともに、政府は外交交渉を通じて北朝鮮の核・ミサイル開発の手を縛り、放棄に向かわせる対応で正面から働きかけるよう強く求めました。

笠井氏は、核兵器開発を「自衛のための核抑止力」だと正当化し、ミサイル発射を繰り返す北朝鮮に、「国際的な批判と孤立をさらに深め、彼ら自身にとっても未来のない道だ」と指摘。同時に国連安保理決議と6カ国協議の共同声明、日朝平壌宣言に違反する暴挙だと断じました。

その上で、トランプ米政権が、北朝鮮が非核化の意思を示さない限り外交交渉には応じないというオバマ前政権の「戦略的忍耐」政策の変更を議論していると指摘。政府の認識をただしました。

岸田文雄外相は、現時点で米政府の政策見直しにコメントしないとする一方、「米国と対北朝鮮政策のすり合わせはする」と述べるにとどめました。

笠井氏は、トランプ政権が「すべての選択肢をテーブルの上に乗せている」として、軍事力の行使のオプション(選択肢)も含めていると指摘。「軍事のオプションをとれば、軍事対軍事の悪循環に陥るだけだ。そんな道は絶対にいってはならない」と強調しました。

【「しんぶん赤旗」2017年3月9日付】

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