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【07.05.14】改憲手続き法 問題山積

笠井議員が成立強行を批判

 討論する笠井議員
「たけしのTVタックル」に出演
日本共産党の笠井亮衆院議員は十四日放送のテレビ朝日系番組「たけしのTVタックル」に出演し、改憲手続き法や安倍晋三首相の外交姿勢などについて、自民、民主の議員らと討論しました。
冒頭、この日、参院本会議で自民・公明が成立を強行した改憲手続き法をめぐって議論になりました。
出演者から最低投票率の設定や十八歳以上選挙権などこれから課題が山積しているという声が上がりました。笠井氏は「参院では成立にあたって、十八項目の付帯決議をつけざるを得なかった。こんなたくさん問題点を残して強行したこと自体、法律がぼろぼろということ」と指摘。審議で、改憲手続き法を国民が望んでいないこと、安倍首相が憲法九条を標的にしている狙いがはっきりしたことなどをあげ、強行を批判しました。
また安倍首相が靖国神社にこっそり供物をしていた問題で、笠井氏は「あのような形で、侵略戦争は正しかったと美化する靖国神社の立場にお墨付きを与えるのは問題だ。しかも日中関係だけの問題でない」と発言。安部首相のタカ派ぶりを警告する米誌『ニューズウィーク』四月三十日号を示し、「アメリカの中でさえ、〃靖国派が改憲に乗り出してきていることは危険だ〃といっている。本当に日本の立場が問われている」と主張しました。
 (2007年5月16日/しんぶん赤旗より)(写真は番組で発言する笠井議員=テレビ朝日の放送から)

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