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【07.02.13】外環道計画―国土交通省に環境問題などただす

田村智子さん、党地方議員・候補者らとともに

 
 国と東京都が一気におしすすめようとしている都市高速道路外郭環状線(世田谷区―練馬区間、約16キロ)の建設計画について、日本共産党の笠井亮衆院議員、田村智子参院東京選挙区候補、植木こうじ、たぞえ民夫両都議と練馬、杉並、世田谷、三鷹、武蔵野、調布の関係区市議・候補らは13日、国土交通省から説明を聞き、問題をただしました。
 参加者は、外環道建設の事業主体と事業費の見通し、大気汚染や地下水など環境への影響、環境アセスメントの問題点、大深度地下トンネル方式の安全性、地上部の計画道路「外環の2」などについて詳しく聴取。
 東京都が三月の都市計画審議会で外環道の計画決定を強行しようとしていることに住民から不安、反対の声が高まっていると紹介し、「関係者の意見を十分に聞き、計画は強行すべきでない」と主張しました。
 国交省は、事業主体や事業費は「事業化の段階で決定すべきもの」などとしただけで、都が2020年までに外環道を整備するとしていることについても、「そうした数字は知らない」と回答。
 参加者は、基本的な問題すら不明確で、環境への影響等も十分検討しないまま、国と都が建設の手続きをすすめようとしていることをきびしく批判しました。(07年2月17日「しんぶん赤旗」より)    

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