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【06.04.10】圏央道トンネル工事と国史跡八王子城跡保護、滝枯れ問題で文化庁に聞く

文化庁「国交省相武国道事務所に対し、原因を究明し、手立てを十分検討するよう求めている」

 笠井議員は10日、東京都八王子市の国史跡八王子城跡内の御主殿の滝の滝枯れや、城山川の水枯れが起きている問題で文化庁から状況の説明を求めました。これには、清水ひで子都議、松本よし子八王寺市議、城跡の保存運動にとりくむ「国史跡八王子城とオオタカを守る会」の米田徳治事務局長らが同席しました。
 文化庁からは、①3月22日に国交省相武国道事務所から説明を聞いたところ、「流量は落ちている。原因はよくわからない」との説明だったので、②相武国道事務所に対し、流量減っているなら原因を究明し、手立てを十分検討するように。早く分析し検討の内容を4月中に報告するよう求めているとの説明がありました。
 笠井議員らは、先月おこなった現地調査の状況を示しながら、米田氏らが相武国道事務所の記者会見発表資料(3月16日)をもとに作成した「流量ゼロ」などの資料を示して、国道事務所の発表資料でも滝枯れ・水枯れの原因が圏央道八王子城跡トンネル工事の影響によることがますます明らかになってきたと指摘し、文化庁として史跡保護・滝枯れ問題に至急対応するよう求めました。文化庁は、国道事務所に4月中に報告するよう督促する、きょう出された意見を八王子市と東京都にも伝えると述べました。

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