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【14.11.5】 普天間超える輸送能力

辺野古の高速輸送艦積み下ろし 衆院外務委 笠井氏が指摘 

日本共産党の笠井亮議員は11月5日の衆院外務委員会で沖縄県・辺野古米軍新基地を高速輸送艦が使用する問題を取り上げました。
日本共産党の笠井亮議員は5日の外務委員会で、沖縄県・辺野古の米軍新基地を高速輸送艦(HSV)が使用する問題を取り上げました。同基地が「普天間基地機能をはるかに超えた輸送能力の集中する海兵隊の一大拠点」となると指摘し、「巨大基地建設は断じて容認できない」と述べました。
笠井氏は、HSVが数百人から千人の兵士と500トン超の物資を載せグアムと沖縄を35時間で結ぶことで海兵隊の機動力を格段に高めるものと指摘し、米海兵隊が昨年策定した基地運用計画「戦略展望2025」などをもとに「辺野古の米軍新基地をHSVが人員・物資を積み下ろしする計画について日米間で協議しているのではないか」と質問。外務省の富田浩司北米局長は「恒常的に積み卸しを機能とするような軍港を建設することは考えていない。いまは協議していない」としたものの、「一時的、臨時的」使用にはついては否定しませんでした。
さらに笠井氏は、駐日米大使館が2009年10月15日に発した公電には、当時の防衛省防衛政策局長が新基地建設に反映させる機能の例に「高速輸送艦」を挙げていたと追及。
外務省はコメントを避け、笠井氏は、かつてのオスプレイ問題と同じく、「情報隠しも甚だしい」「国会、国民を欺く行為」と厳しく批判しました。
「しんぶん赤旗」2014年11月6日(木)より

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