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【05.10.04】東大和自立支援センター訪問し、障害者のみなさんから必死の訴えを聞きました

障害者「自立支援」法案 人間らしい生活うばわないで

 4日午前、総選挙を比例候補としてともにたたかった池田真理子党都委員会国政相談室長とともに、東大和市のNPO(民間非営利団体)法人自立生活センター・東大和を訪れ、スタッフや障害者のみなさんと懇談しました。

 「人間らしい生活と就労が両立できるようにしてほしい」、「人生を謳歌したいときに負担を強いて、家にこもって水を飲み空気を吸うだけの生活をしろというのか」——障害者の自立生活を支援し、点字翻訳をおこなったり、障害者の権利をまもる活動をしているセンターは、市内をはじめ立川、昭島などから車椅子で来ていただいたみなさんなど20人で一杯。サービス利用料を定率1割負担にするなど、障害者に重い負担を強いる障害者「自立支援」法への怒りの声が相次ぎました。

 ALS(筋萎縮性側索硬化症)になって5年の女性は、手足を動かせず会話もできないため、目の動きでアクリル盤の文字を示しながら、「障害者『自立支援』法案は、直接いのちにかかわるもので、みんなで反対していってほしい」と必死の訴え。事故で車椅子生活になった男性からも、「障害者の生活と権利をまもるため、国会で法案を廃案にし、大企業の優遇税制撤廃などもアピールしてほしい」と。

 身体障害者の母を13年間介護してきた私も、障害者を支えるのは社会の役目であり、政治の何よりの仕事だということを痛感してきました。障害者に負担を強いるだけの法案をともに力をあわせて廃案に、その意を改めて強くしました。

障害者25団体のフォーラムに出席

 午後、国会での厚生労働委員会理事懇談会や憲法会議の川村俊夫事務局長との懇談に先立って、中野区内で開かれた「障害者施策の明日をいまだから語りあおう」という障害者25団体のフォーラムに出席。会場は、障害者や家族、ヘルパーなど関係者1300人で熱気ムンムン。障害者自身の収入が確保されていない現在の障害者施策の問題点や「自立支援」法案についての不安や批判が相次ぎました。

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