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【13.04.26】米軍訓練移転費負担額が5倍

米軍の多国間演習への流用を指摘

外務委員会で笠井議員が追及
 日本共産党の笠井亮衆院議員は26日の衆院外務委員会で、米軍の「訓練移転」の日本負担額が2012年度の予算額が前年度の5倍になっている問題を取り上げ、その実態についてただしました。
 防衛省は、「訓練移転」にかかわる経費負担は、12年度予算で40億2200万円(実績額約18億3900万円)と、11年度予算(8億6700万円、実績額=8億8200万円)の約5倍になっていることを認め、この理由を、「訓練移転の拡充を日米で合意し、グアムへの訓練移転を実施(12年度5回)したため」と答えました。笠井氏は「合意によって、訓練の移転先にグアムを含む米国軍施政下の領域が追加され、(費用負担する)支援航空機の機種も限定されず、岩国の海兵航空群の訓練も実施できるようにしたからだ」と指摘しました。
 笠井氏は、今年1月29日から2月15日に行われた嘉手納基地の米軍機F15のグアムへの「訓練移転」について、F15は同時期にグアムで行われた日本・米国・豪州・韓国(オブザーバー)の「多国間演習」(=コープノース2013)にも参加していることを指摘し、その経費も日本側が負担したのではないかとただしました。
 防衛省は、F15の「多国間演習」への参加を認めつつも、経費負担は「あくまでも『(米軍の)単独訓練』移転にかかわるもの」と強弁。笠井氏は、日本の負担は、飛行経費、人員・物資の輸送、給食・宿舎管理サービス費などとなっており、ここまでは単独訓練分で、ここからは多国間演習分だと区別などできないではないか」と指摘し、「経費の『流用』は許されない」と批判しました。
 岸田文雄外相は、「実態について勉強したい」と答えました。
(しんぶん赤旗/2013年4月28日より=一部補筆)

◆審議録(.pdf

◆コープノース2013(多国間演習)に参加する米軍F15戦闘機
※出典:米空軍ホームページより
 画像には下からオーストラリア空軍のF/A-18A、航空自衛隊のF-2AとF-15J、アメリカ空軍のB-52HとF-15C(嘉手納基地所属)F-16C、アメリカ海軍のEA-18Gが写っています。

 

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