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【12.04.20】外環道計画は中止を―都区市議団らと国交省ただす

 

国交省をただす笠井議員ら
東京外環道(練馬~世田谷区間)計画で国土交通省が工事への本格着手を表明している問題で、田村智子参院議員、都議団、沿線の区市議団とともに同省から説明を聞き問題をただしました。宮本徹衆院東京比例候補、関係小選挙区候補、吉良よし子参院東京選挙区候補も同席しました。
笠井議員は、高速道路会社が料金収入をもとに整備する有料道路事業と税負担を組み合わせる「合併施工」という手法について、民主党政権の国交大臣が「不採算の道路を造り続ける仕組み」と批判していたもので、自公政権時代のやり方に戻るものと指摘。被災地の復興が急がれ、国民には大増税をおしつけるという中で、無駄な巨大事業を強行することは許されないと批判しました。
国交省の担当者は年度内に地下トンネルを掘るための立坑の掘削を行う考えを示し、高速道路会社の事業許可の申請では会社負担は2500億円程度と説明。税負担は1兆円以上となり、その4分の1が東京都の負担になることが明らかになりました。
参加者は東名以南の計画や地上部街路「外環の2」についてもただし、用地取得の進捗について区市の土地公社の取得分を含め明らかにするよう求めたことに対し、国交省は「出せない情報ではない」と答えました。

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