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【09.10.10】最賃1000円 中小企業守れ

全労連・全国一般が大会

 
 全労連・全国一般は10日、横浜市内で全国大会を開きました。
 大木寿委員長は、非正規切りとのたたかいや最低賃金引き上げ、中小企業を守るたたかいなどを振り返りながら「運動を広げて世論にしていけば道は開かれる」と強調。新政権に対して国民要求にかなう公約の速やかな実現など世論と運動を広げて要求を前進させようと呼びかけました。
 谷俊男書記長が提案した運動方針では、雇用と暮らしの不安が広がるなか、「たたかう提案型」の取り組みを提起。大本にある政治を変えるたたかいを広げるとともに、経営改善提案で職場の多数派をつくりだし、雇用と暮らしを守るたたかいを呼びかけています。
 最賃時給千円や公契法・条例制定、派遣法の抜本改正、中小企業と地域経済の振興、核兵器廃絶めざす取り組みを呼びかけました。
 討論では、「最賃引き上げへ“ソコを上げなきゃ底抜ける”とのポスターを商店街に張らせてもらった。賃金が上がらないと買い物にもきてくれないと賛同してくれた」(京都)「法務局業務の市場化テスト・競争入札で雇用確保や異動できない人の解雇を撤回させた。市場化テストから外し、知識と経験を重視した委託要綱などを求めている」(民事法務協会労組)と発言。
 群馬の代議員は、非正規切りされた外国人労働者が雇用保険も有給休暇もなく長時間残業で働かされていたと告発。1人でも雇用保険をさかのぼって適用させたとのべました。
 日本共産党の笠井亮衆院議員があいさつしました。
(「しんぶん赤旗」10月11日付けより)

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