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【07.09.04】ミサイル防衛部隊の都立公園などへの展開問題で防衛省ただす

田村智子さん、党都議団らと

防衛省から聴取する笠井議員ら
 防衛省は「ミサイル防衛」システム構築の第一次として、今年3月に地対空誘導弾パトリオット(PAC3)の部隊を航空自衛隊第一高射群の入間基地(埼玉県)に配備しています。そのための展開場所として、晴海ふ頭公園(中央区)や明治公園(新宿区、渋谷区)、代々木公園(渋谷区)を検討し、9月中にも訓練を実施する方針などと報じられています。
 この問題で、田村智子党都副委員長、党都委員会の担当者、都議団のみなさんらとともに、防衛省から説明を聞き、PAC3ミサイル配備の現状と今後の計画、訓練の展開地などの問題についてただしました。
 防衛省の担当者は、「具体的な訓練について方針を固めた事実はない」そのために「都立公園を管理する東京都に対して正式に検討を求めたこともない」などとしながらも、平時における訓練の必要性やその際に、部隊の展開地として既存の防衛施設以外の民有地なども排除していないことを含め、日常不断にいろいろな可能性を検討していること等を明らかにしました。また、ミサイル部隊が公園などに展開する際には関係自治体との協議が必要であることも述べました。
 参加者は民有地の訓練計画の中止を求める立場から、米軍横田基地強化などとの関係やパトリオットの首都圏と全国への配備、関係自治体との協議などについて詳細にただしました。

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